キャンプのおつまみ、いつも枝豆・ソーセージ・焼き鳥缶になっていませんか?
正直、マンネリですよね。焚き火を囲んでお酒を飲む時間はキャンプの醍醐味なのに、おつまみが代わり映えしないと、なんだか物足りない。「もっと『おお!』と言われるおつまみを出したい…」そう思ったことはありませんか?
結論から言うと、お酒に合う味付けと調理時間さえ意識すれば、簡単なのに凝って見えるおつまみが作れます。
この記事では、8年間で300種類以上のキャンプおつまみを試した筆者が、お酒の種類別×調理時間別で厳選した15品を紹介します。「ビールならこれ!」「ワインならこれ!」とパッと選べる構成にしたので、もう迷う必要はありません。
読み終える頃には、「次のキャンプで作ってみよう!」というワクワク感を持っているはずです。
この記事を書いた人
山田 拓也(やまだ たくや)
キャンプ料理研究家 / おつまみマニア歴8年埼玉県在住、40代男性。年間50泊以上のキャンプ経験。8年間で300種類以上のキャンプおつまみレシピを検証。SNSで「焚き火おつまみ」シリーズが人気。「簡単なのに凝って見える」レシピが得意。
お酒×調理時間で選ぶ!キャンプおつまみの選び方
おつまみ選びで大切なのは、「お酒との相性」と「調理時間」の2つです。この2つを意識するだけで、「何を作ればいいかわからない」という迷いがなくなります。
お酒別・相性の良い味付けの法則

お酒とおつまみの相性には、実はシンプルな法則があります。
| お酒 | 相性の良い味付け | 代表的なおつまみ |
|---|---|---|
| ビール | 塩味、スパイシー、揚げ物系 | ベーコン、枝豆、フライドポテト |
| ハイボール | 燻製、肉系、塩味 | 燻製ナッツ、豚バラ串、サバ缶 |
| ワイン | チーズ、魚介、ハーブ | アヒージョ、カマンベール、生ハム |
| 日本酒 | 和風、塩味、発酵食品 | 塩辛、漬物、焼き魚 |
覚えておくべきポイントは、「ビールには塩味」「ワインにはチーズ」という基本の組み合わせ。これさえ押さえておけば、大きく外すことはありません。
調理時間別の目安
キャンプでは「調理時間」も重要な選択基準です。
| 調理時間 | 難易度 | 特徴 | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 5分以内 | ★☆☆ | 和える・乗せるだけ | 缶詰アレンジ、クリチ醤油漬け |
| 10分 | ★★☆ | 焼く・炒める | ベーコン焼き、枝豆ペペロン |
| 15分 | ★★☆ | 複数工程 | アヒージョ、チーズフォンデュ |
| 20分以上 | ★★★ | じっくり調理 | 燻製、煮込み |
メイン料理の準備で疲れているなら5分おつまみ、じっくり焚き火を楽しみながら作りたいなら15分〜20分のレシピを選ぶと良いでしょう。
ビールに合うおつまみ4選|ガツンと塩味でグビグビ進む!

ビールには塩味×肉系が鉄板。油っぽさをビールで流し込む、あの幸せな瞬間を味わってください。
【10分/★★☆】カリカリベーコンのチーズ焼き
材料(2人分)
- ベーコン:4枚
- とろけるチーズ:適量
- 黒胡椒:たっぷり
下準備
なし(現地で全て完結)
作り方
- スキレットを中火で熱し、ベーコンを並べる
- カリカリになるまで焼いたら、チーズを全体に乗せる
- 蓋をして弱火で1〜2分、チーズがとろけたら完成
- 黒胡椒をたっぷりかけて食べる
ポイント
黒胡椒を「これでもか」というくらいかけるのがコツ。ピリッとした刺激がビールを呼びます。スキレットのまま食卓に出せば、映えも完璧。
【15分/★★☆】ガーリックシュリンプ
材料(2人分)
- むきエビ:150g
- ニンニク:2片(みじん切り)
- オリーブオイル:大さじ3
- 塩:小さじ1/2
- バゲット:適量
下準備
- エビは解凍しておく(冷凍の場合)
- ニンニクはみじん切りにしておく
作り方
- スキレットにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で香りを出す
- エビを加え、中火で両面を焼く(約5分)
- 塩で味を調える
- バゲットを添えて完成
ポイント
ガーリックオイルが残ったら、バゲットに浸して食べるのが正解。二度おいしいレシピです。
【5分/★☆☆】コーンバター
材料(2人分)
- コーン缶:1缶
- バター:10g
- 醤油:小さじ1
下準備
なし
作り方
- コーン缶の汁を軽く切り、そのまま火にかける
- バターを入れて溶かす
- 醤油を回しかけて完成
ポイント
子供も大好きなので、家族キャンプにもぴったり。缶詰のまま調理できるので、洗い物も少なくて済みます。
【10分/★★☆】枝豆ペペロンチーノ
材料(2人分)
- 冷凍枝豆:200g
- ニンニク:1片(スライス)
- 鷹の爪:1本
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩:適量
下準備
- 枝豆は解凍しておく
作り方
- スキレットにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて弱火で香りを出す
- 枝豆を加え、中火で炒める(3〜4分)
- 塩で味を調えて完成
ポイント
いつもの枝豆がワンランクアップ。「枝豆をこんな風に食べたことない!」と言われること間違いなし。
ハイボールに合うおつまみ3選|スモーキー&肉肉しく!
ハイボールには燻製やスモーキーな味付けが最高に合います。ウイスキーの香りと相乗効果で、大人の時間が楽しめます。
【20分/★★★】燻製ナッツ
材料(2人分)
- ミックスナッツ:100g
- スモークチップ:ひとつかみ
下準備
- スモークチップを用意しておく
作り方
- ダッチオーブン(またはスモーカー)の底にアルミホイルを敷き、スモークチップを置く
- 網を乗せ、その上にナッツを広げる
- 蓋をして中火で加熱、煙が出たら弱火にして15分
- 蓋を開けずに5分蒸らして完成
ポイント
燻製はハードルが高そうに見えますが、実は放置しているだけ。ビールにもワインにも合う万能選手です。
【10分/★★☆】豚バラ串焼き 塩レモン
材料(2人分)
- 豚バラブロック:200g
- 塩:適量
- レモン:1/2個
- 竹串:4本
下準備
- 豚バラを一口大に切り、串に刺しておく(家で済ませると楽)
作り方
- 焚き火の熾火で串焼きにする(片面5分ずつ)
- 焼き上がったら塩をふる
- レモンを絞って完成
ポイント
脂がジュワッと出たところで食べるのが最高。焚き火調理の醍醐味を味わえる一品です。
【15分/★★☆】サバ缶のガーリック焼き
材料(2人分)
- サバ水煮缶:1缶
- ニンニク:1片(スライス)
- マヨネーズ:大さじ1
- とろけるチーズ:適量
下準備
なし
作り方
- サバ缶の汁を半分ほど捨てる
- ニンニクスライス、マヨネーズ、チーズを乗せる
- 缶のまま火にかけ、チーズがとろけたら完成
ポイント
缶詰のまま調理→そのまま食卓へ。洗い物ゼロの最強レシピ。サバの旨味とチーズのコクがハイボールに合います。
ワインに合うおつまみ4選|おしゃれで映える大人の味
ワインにはチーズ、魚介、ハーブを使ったおしゃれなおつまみを。見た目も華やかで、「料理できる人」感が出ます。
【15分/★★☆】エビとマッシュルームのアヒージョ
材料(2人分)
- むきエビ:100g
- マッシュルーム:6個
- ニンニク:2片(みじん切り)
- オリーブオイル:100ml
- 塩:小さじ1/2
- バゲット:適量
下準備
- エビは解凍、マッシュルームは半分にカット
作り方
- スキレットにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で香りを出す
- エビとマッシュルームを加える
- 弱火のまま10分ほど煮る(グツグツしすぎないように注意)
- 塩で味を調え、バゲットを添えて完成
ポイント
アヒージョは「弱火でじっくり」がポイント。強火だとオイルが跳ねて危険です。残ったオイルはバゲットに浸して最後まで楽しんで。
【5分/★☆☆】カマンベールチーズの丸焼き
材料(2人分)
- カマンベールチーズ:1個
- 黒胡椒:適量
- ハチミツ:お好みで
下準備
なし
作り方
- カマンベールの上部にナイフで十字に切り込みを入れる
- スキレットに入れ、蓋をして弱火で加熱
- 中がとろけたら完成(約5分)
- 黒胡椒をかけ、お好みでハチミツを添える
ポイント
切り込みを入れておくと、中がとろっととろけやすくなります。ハチミツをかけると甘じょっぱい大人の味に。
【10分/★★☆】生ハムとアボカドのブルスケッタ
材料(2人分)
- バゲット:1/2本
- 生ハム:6枚
- アボカド:1個
- オリーブオイル:適量
- 塩・黒胡椒:適量
下準備
- アボカドは一口大にカットしておく
作り方
- バゲットを1cm厚にスライスし、焚き火または網で軽く焼く
- アボカドと生ハムを乗せる
- オリーブオイルを回しかけ、塩・黒胡椒で味を調える
ポイント
見た目の華やかさで「料理できる人」感が出るレシピ。女子キャンプやデートキャンプにもおすすめ。
【5分/★☆☆】クリームチーズの醤油漬け
材料(2人分)
- クリームチーズ:100g
- 醤油:大さじ2
- かつお節:適量
下準備
- 前日から醤油に漬けておくとベスト(当日でも可)
作り方
- クリームチーズを一口大に切り、保存容器に入れる
- 醤油を注ぎ、冷蔵庫で一晩漬ける
- 器に盛り、かつお節をかけて完成
ポイント
和洋折衷の絶妙な味わい。ワインだけでなく日本酒にも合う万能おつまみです。前日に仕込んでおくと、当日は出すだけでOK。
どのお酒にも合う万能おつまみ4選|迷ったらこれ!
「何を飲むかまだ決めていない」「みんなでシェアしたい」そんな時は、万能おつまみの出番です。
【15分/★★☆】スキレットチーズフォンデュ
材料(2〜3人分)
- カマンベールチーズ:1個
- ウインナー:4本
- ブロッコリー:1/4株
- バゲット:1/2本
下準備
- ウインナーは斜め切り、ブロッコリーは小房に分けておく
作り方
- スキレットの中央にカマンベールを置く
- 周りにウインナー、ブロッコリー、バゲットを配置
- 蓋をして弱火で加熱(約10分)
- チーズがとろけたら完成
ポイント
見た目のインパクト大!みんなでワイワイ食べられるので、盛り上がること間違いなし。具材はお好みでアレンジ可能です。
【10分/★★☆】ベーコン巻きカマンベール
材料(2人分)
- カマンベールチーズ(6Pタイプ):6個
- ベーコン:6枚
下準備
- ベーコンでチーズを巻いておく(爪楊枝で留める)
作り方
- スキレットを中火で熱する
- ベーコン巻きチーズを並べ、転がしながら焼く
- 全体に焼き色がついたら完成
ポイント
ベーコンのカリカリ×チーズのとろとろが最高。ビールにもワインにもハイボールにも合います。
【5分/★☆☆】オイルサーディンのガーリック焼き
材料(2人分)
- オイルサーディン缶:1缶
- ニンニク:1片(スライス)
- 黒胡椒:適量
下準備
なし
作り方
- オイルサーディン缶を開ける
- ニンニクスライスと黒胡椒を入れる
- 缶のまま弱火で加熱(3〜4分)
- オイルがフツフツしたら完成
ポイント
缶詰のまま調理→そのまま食卓へ。洗い物ゼロの究極の時短レシピ。バゲットを添えると完璧です。
【10分/★★☆】ウインナーのカレー炒め
材料(2人分)
- ウインナー:6本
- カレー粉:小さじ1
- バター:10g
- 塩:少々
下準備
なし
作り方
- ウインナーに斜めに切り込みを入れる
- スキレットでウインナーを焼く(中火、約5分)
- バターとカレー粉を加え、全体に絡める
- 塩で味を調えて完成
ポイント
子供も大好きなカレー味。家族キャンプでも活躍する、大人も子供も満足できる一品です。
下準備完全ガイド|家でやること・現地でやることリスト

キャンプでおつまみを手際よく作るコツは、下準備を家で済ませておくこと。当日はメイン料理の準備もあるので、おつまみはなるべく「焼くだけ」「温めるだけ」にしておきましょう。
【家でやること】前日〜当日朝の準備
カット・下処理系
- 野菜のカット(一口大にして保存袋へ)
- マッシュルームのスライス
- ニンニクのみじん切り・スライス
- アボカドのカット(変色防止にレモン汁をかける)
仕込み系
- 肉の下味付け(ジップロックで漬け込み)
- 串に刺す作業(焼き鳥、豚バラ串など)
- クリームチーズの醤油漬け(前日から)
- ベーコン巻きチーズの準備
小分け・パッキング
- 調味料の小分け(醤油、オリーブオイルなど)
- スモークチップの準備
【現地でやること】キャンプ場での調理
- 焼く・炒める・煮る(下準備済みなので簡単)
- 缶詰を温める
- 盛り付け
下準備さえしておけば、現地での調理時間は半分以下になります。
保冷・保存のコツ
- 生肉・生魚:保冷剤を多めに入れ、クーラーボックスの底に配置
- 野菜:凍らせると細胞が壊れて傷みやすいので注意
- 缶詰:常温でOK、暑い日は日陰に保管
- チーズ:溶けやすいので保冷剤の近くに
器具別調理のコツ|スキレット・メスティン・焚き火
調理器具によって、得意なおつまみと調理のコツが異なります。
スキレットのコツ
スキレット(鋳鉄製フライパン)は、おつまみ調理の最強の味方です。
- 事前準備:初めて使う前にシーズニング(油ならし)をしておく
- 火加減:強火厳禁!中火〜弱火で調理するのが基本
- 見せ方:調理後はそのままテーブルへ。映えるし、保温もできる
得意なおつまみ:アヒージョ、チーズ焼き、ベーコン系
メスティンのコツ
メスティンは、ご飯を炊くだけでなくおつまみ調理にも使えます。
- 便利な使い方:缶詰を温めるのにちょうどいいサイズ
- 注意点:焦げ付きやすいので、油を敷いてから調理
- 応用:炊き込みご飯系のおつまみも作れる
得意なおつまみ:缶詰温め、炒め物
焚き火調理のコツ
焚き火調理はキャンプの醍醐味ですが、火加減が難しいのも事実。
- ポイント:炎ではなく「熾火(おきび)」で調理する
- 適したおつまみ:串焼き系は焚き火が最高
- 注意点:煙が気になる場合は風向きをチェック
得意なおつまみ:豚バラ串、焼き鳥、マシュマロ
よくある質問(FAQ)
Q1: 子供も食べられるおつまみは?
コーンバター、ウインナーのカレー炒め、チーズフォンデュは子供にも人気です。辛いものや生ものを避ければ、ほとんどのおつまみは子供も一緒に楽しめます。
Q2: 買い出しはどこでする?おすすめの食材調達は?
スーパーで十分ですが、缶詰・チーズ・ベーコンは業務スーパーがコスパ良し。冷凍枝豆やむきエビも業務スーパーで買うと安く済みます。
Q3: 雨の日でも作れるおつまみは?
タープ下でバーナー調理できるものがおすすめ。アヒージョ、缶詰系、チーズ焼きなどは雨でも問題なく作れます。
Q4: 火を使わないおつまみはある?
クリームチーズの醤油漬け(漬けておくだけ)、生ハムとアボカドのブルスケッタ(バゲットを焼かなければ火不要)などがあります。
Q5: お酒を飲むときの注意点は?
飲酒運転は絶対NGです。キャンプ場でお酒を飲む場合は、翌日の運転時間を考えて飲む量を調整しましょう。飲酒後は最低でも8時間以上空けてから運転してください。
まとめ|マンネリ卒業!次のキャンプで試してみよう
この記事で紹介した「お酒別×調理時間別で選ぶ」という視点を持てば、もう「何を作ればいいかわからない」とは言わせません。
おさらい:5つのポイント
- お酒に合う味付けを知る — ビールは塩味、ワインはチーズ・ハーブ
- 調理時間で選ぶ — 5分〜20分、状況に合わせて
- 下準備が9割 — 家で仕込んでおけば当日ラク
- 器具を使いこなす — スキレットはおつまみ調理の最強の味方
- 15品から選ぶだけ — もうマンネリとはおさらば
この記事を読んだあなたは、もう「枝豆・ソーセージ・焼き鳥缶」のループから卒業です。次のキャンプでは、仲間に「これうまい!料理できるじゃん!」と言わせるおつまみを出してください。
焚き火を囲んでのお酒タイムが、もっと楽しくなりますよ。
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